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ブルーピリオド 主人公・矢口八虎の声優は? 芸大に合格する? 気になるアニメの評価は? 2期はあるのか? 様々な疑問を解説!

画像出典:『ブルーピリオド』|講談社コミックプラス公式サイト

ブルーピリオドは『月間アフタヌーン』で2017年から連載された、芸術に人生をかけた高校生たちを描いた青春漫画です。

作者は東京藝術大学を卒業されている女性の山口つばさ先生が手掛けており、圧倒的な画力で描かれている漫画でもあります。

主人公の矢口八虎(やぐち やとら)は、成績優秀だが飲酒に喫煙も平気でするような男子高校生です。

そんな矢口が絵を描くことに目覚め、東京藝術大学の入学を目指すといったストーリーです。

今までにない背景を持った登場人物や芸術を専攻する事の苦悩、そして楽しさが詰まった群像劇になっています。

この「ブルーピリオド」ですが、2021年にはアニメ化、2022年には舞台化もされるほどの人気を博した漫画で、現在も連載が継続しています。

今回はそんな本作を知る上で重要な情報をまとめました!

あらすじと作品の魅力、主人公・矢口八虎のプロフィールと芸術の道を志すきっかけとなった先輩・森まる(もり まる)との関係、そしてアニメ化についての情報を解説していきます!

もちろん物語の根幹に触れる重大なネタバレは避けますので安心して観ていってくださいね!

ブルーピリオド あらすじと作品の魅力を紹介

画像出典:『ブルーピリオド』|講談社コミックプラス公式サイト

主人公・矢口八虎は成績優秀な不良高校生ですが、根は心優しく、実際には人当たりも良い校内の人気ものです。

しかし、何をやっても自分の心が満たされず、空虚な日々を過ごしているのでした。

そんなある日、サボるために選択した美術の授業で大きな衝撃を受けることになります。

それは、162.1cm×130.3cmという大きなキャンパスに描かれた一枚の天使の絵でした。

その絵を描いたのは美術部の森先輩であり、その絵に惹かれた矢口はやがて美術部に入部することになります。

当初は周囲に冗談だと思われた矢口ですが、次第に絵を描く楽しさや奥深さに気付き、のめりこんでいく事になります。

そんな矢口は周囲の協力もあり、徐々に才能を開花させていき、本気で東京藝術大学を目指すことになります。

東京藝術大学は言わずと知れた超難関大学であり、倍率は実質200倍ともいわれています。

果たして矢口は目標である東京藝術大学に合格することができるのか?

そして芸術を志すものの現実とは?

そんな国内最難関の美大合格を目指して青春を燃やす、アート系スポ根漫画が「ブルーピリオド」なのです!

本作の魅力

まずは水彩画のような個性的な手法で描かれた絵にあります。

さすが美大出身の山口先生だけあって、一コマ一コマが絵画のような印象を抱かせ、人物や建物などの構図も素晴らしいので、これだけでも一見の価値ありですよ!

普段はアニメで見るから原作漫画はいいかな・・・と言う人にも是非手に取っていただきたいです。

こればっかりは漫画の方が好みという人も多いかもしれない、と言うほど引き込まれる美しい漫画です。

そして、矢口を取り巻く仲間たちも魅力的で、特に男性だが心が女性の同級生の美術部員である鮎川龍二(あゆかわ りゅうじ)や、矢口が美大の予備校で出会うコミュニケーションが極端に下手な天才芸術少年・高橋世田介(たかはし よたすけ)なども登場し、矢口の理解者、ライバルとなっていきます。

芸術と言うと孤独に作業を黙々とするイメージですが、数々の仲間たちと切磋琢磨する姿は正にスポ根漫画そのものです。

また、東京藝術大学出身の山口先生だから描ける「絵画や芸術の知識」や「美大の学費事情」そして「美大を出てどうやって食べていくのか」というディープな知識も盛りだくさんなのも見どころです。

美大を目指すものにとって新たなバイブルとなるかもしれませんね!

主人公・矢口八虎 プロフィールとアニメ版声優について

画像出典:『ブルーピリオド』|『ブルーピリオド制作委員会』公式サイト

誕生日は7月5日、身長173センチメートルの本作の主人公です。

金髪にピアス、そして朝まで仲間たちと酒にタバコ・・・といった典型的な不良少年でありながら地道にコツコツと努力して成績も優秀。

そんな彼が高校2年生で芸術に目覚め、美術部の顧問で恩師である佐伯先生からは「好きなことをする努力家は最強」という言葉を胸に東京藝術大学の受験に挑んでいきます。

そして、アニメ版で声優を演じたのは峯田大夢(みねた ひろむ)さんです。

画像出典:『峯田大夢』|『STARDUST声優部』公式サイト

峯田さんは1995年生まれ、元はモデルやコスプレイヤーとして活躍されていたのだそう。

2014年ごろから有名ゲームアプリ『モンスターストライク』で声優としてデビューし、2021年ごろから「フットサルボーイズ!!!!!」の樫良木ルイ役など、主要な登場人物を演じる事が増えています。

矢口の不良で明るい一面と芸術に向き合う真面目な一面をうまく表現しており、作品の魅力を引き立てていると言えます。

今後もどんどん活躍していってほしいですね!

矢口が憧れる、森先輩との関係性とは?

画像出典:『ブルーピリオド』|講談社コミックプラス公式サイト

矢口の一つ年上の美術部部長・森まる(もり まる)は、矢口が芸術の道に足を踏み入れるきっかけとなった天使の油絵を描いた人物です。

小柄で頼りなさそうな外見とは裏腹に、キャンパスに向かう姿は鬼気迫るほどの迫力を見せる、矢口のあこがれの先輩です。

絵を描くことに悩む矢口に対し「あなたが青く見えるならりんごもウサギも青くたっていい」と矢口の感性を後押しします。

その言葉で完成させた絵画が、矢口にとって人生を大きく変える作品になるのです。

そんな彼女は一足先に推薦で美大に合格し、矢口の目標となり、陰ながら矢口を支えていきます。

登場機会は多くなくとも、その行動と言葉によって矢口に影響を与えていく関係性は見ていて頼もしい存在となっています。

藝大学受験当日に蕁麻疹発症! 八虎は無事合格するのか?

そしてついに迎えた東京藝術大学受験、矢口は極度のプレッシャーと日々の練習による疲労によって蕁麻疹を発症してしまいます。

しかも眼精疲労によって眼もまともに見えず、頭痛もしてくるなど、まさにボロボロの状態に・・・。

これ以上受験を続ける事ができるのか。

そんな彼に美大の予備校講師・大葉先生の「ある秘策」が!

果たして無事に受験を制し、東京藝術大学合格を果たせるのか?

満身創痍の矢口を助ける秘策とは?

そんな東京藝術大学合格までが描かれるのは第6巻になります。

そうです!この「ブルーピリオド」は東京藝術大学に合格するかどうかの物語ではないのです。

あくまで東京藝術大学受験は序盤!

その後からが物語の本番です。

これから続いていく物語を、是非とも楽しんでいただければと思います!

アニメ版「ブルーピリオド」はどこまでが描かれる? 2期はあるのか?

画像出典:『ブルーピリオド』|『ブルーピリオド製作委員会』公式サイト

アニメ「ブルーピリオド」は全12話。

地上波だけでなく、Netflixでも全世界独占配信されています。

アニメ版は漫画版の第6巻まで、東京藝術大学受験までが描かれています。

もちろん合格発表もアニメ版で描かれるので、物語の最も盛り上がる場面までを観ることができます!

まだ2期アニメの製作は発表されていませんが、原作のストックが充実していることもあり、今後2期3期と期待できるアニメかと思いますので、是非とも今のうちに漫画を読んでみてはいかがでしょうか?

また、アニメを最後まで観たけどその先が気になる!と言う方は第7巻からでも物語に自然に入っていけると思いますのでオススメですよ!