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ゴールデンカムイ 杉元佐一の声優ってどんな人? 実在するモデルがいる? アシリパとの関係とは? 様々な疑問を徹底検証!

画像出典:ゴールデンカムイ』|集英社『ゴールデンカムイ』公式サイト

2022年4月28日発売の週刊ヤングジャンプで堂々完結を迎えた「ゴールデンカムイ」。

2018年からはテレビアニメ化もされており、数々の賞を受賞した非常に人気な作品です。

なんと、2022年4月には実写映画化も決定しており、より注目度が高まっていますよね!

その中でも人気の高い主人公「杉元佐一(すぎもと さいち)」について、よく知らないと言う人も多いのではないでしょうか?

特に、「年齢やプロフィールを知りたい!」「杉元の声優って誰? どんな人なの?」「実在するモデルがいる?」「アシリパとは最後どうなるの?」

などなど、多くの疑問が上がっているようです。

初めて漫画、アニメを見るならこの記事を観て予習しておくとさらに楽しめると思います!

また、内容を忘れてしまった人たちにもおさらいになる内容ですので、是非とも最後まで読んでいってくださいね!

 

・ゴールデンカムイはどんなあらすじ? 作品の魅力とは?

          画像出典:『ゴールデンカムイ』|集英社『ゴールデンカムイ製作委員会』

ゴールデンカムイは明治時代末期1907年の北海道、そして樺太(からふと)を舞台にしたサバイバルアクション漫画です。

日露戦争に参加していた、元陸軍・杉元佐一は、戦争の終結とともに目が見えない幼馴染の梅子の治療費を稼ぐため、一攫千金を狙って砂金探しに北海道へやってきます。

そこで、杉元は大量の金塊をアイヌ人から奪った男・のっぺら坊の噂を地元民から聴くのです。

のっぺら坊は網走監獄(あばしりかんごく)から仲間に金塊の隠し場所を伝えるため、囚人たちに入れ墨を掘り、脱獄させました。

その入れ墨をいれた脱獄囚の皮を剥いで集める事で金塊のありかがわかる暗号になっている事を知ります。

その話を聞いた杉元は、ヒグマに襲われたところを助けてくれたアイヌの少女・アシリパと出会い、のっぺら坊に殺されたアイヌの中にはアシリパの父が含まれていた事を聴かされます。

杉元は梅子の治療費を稼ぐため、アシリパは父の仇を討つため、北海道各地で入れ墨の囚人を追う壮大な旅に出る事になります。

そして、金塊を狙う様々な人間たちの思惑が複雑に絡み合い、壮絶な奪い合いに発展して行くのでした・・・。

このストーリーを聴くと、なんとも血なまぐさい作品なのかと思われがちですが、各地で出会う個性的で魅力的(変態)な登場人物との笑える交流や、おいしそうな数々の料理、知られざるアイヌの豆知識などがたくさん登場するのも魅力!

男女問わずオススメの超大作漫画です!

 

・杉元佐一(すぎもと さいち) 年齢などのプロフィール紹介

       

画像出典:ゴールデンカムイ』|集英社『ゴールデンカムイ』公式サイト

作中では常に軍服を着てマフラーをしているのが特徴である本作の主人公です。

正確な年齢や身長などの情報は明かされておりませんが、年齢は20代前半とされています。

また、身長に関しては作中に出てくる実在した銃から計算すると165cm程度と言われています。

明治時代の男性の平均身長が155cm程度だったことを考えると、現在の平均身長から換算して180cm前後となるので、なかなかの高身長だったことがわかりますね。

そんな杉元ですが、日露戦争では鬼神の如き戦闘能力と驚異的な回復力から「不死身の杉元」と呼ばれ、その名をとどろかせていました。

銃弾で撃たれても刺されても脳みそが飛び出ても(!?)とにかく死にません。

一方で、普段の性格は真面目で礼儀正しく、旅のメンバーとの会話ではボケもツッコミもこなすギャップが魅力的な好青年でもあります。

強くてコミュニケーション能力も高い、正に主人公!といった感じですね。

 

・杉元 声優について詳しく紹介

そんな杉元をアニメ版で演じるのは声優の「小林親弘(こばやし ちかひろ)」さんです。

画像出典:円企画|公式サイト

小林さんは愛知県出身 1983年9月5日生まれ。

舞台やドラマを中心に活動していましたが、最近では数々の海外ドラマや映画の吹き替えも担当する人気声優です。

ゴールデンカムイで杉元役を演じてからは「BEASTERS」のレゴシ役や「ダイの大冒険」のシグマ役など、重要な登場人物を演じる事が多くなっていますね。

小林さんの落ち着いた演技は杉元のイメージにピッタリです。

作中で共演した二階堂役・杉田智和(すぎた ともかず)さんや緒方役・津田健次郎(つだ けんじろう)さんとも交友があるようです。

最近ですと、小林さんは津田さんとのYouTubeの番組で共演しているのですが、コメント欄には「顔も雰囲気も杉元とそっくり!」「実写版も小林さんに演じてほしい!」との声が多く挙がっていました。

確かに動画で見ると声だけでなく顔や雰囲気、性格も杉元らしさが滲み出ていて驚きました。

小林さんの身長も177cmと、正にイメージ通りですよね。

元々は舞台俳優だったこともあり、映画版でも杉元を演じる可能性はゼロではありません。

もしそうなればファンの皆さんは大歓喜でしょうね!

楽しみに続報を待ちましょう!

 

・杉元には実在するモデルがいる!?

「不死身の杉元」は数々の死地を潜り抜け、常人なら命に関わるような怪我を追ってもすぐに回復して再び戦いに参加するほど強靭な肉体を持ちます。

どうせマンガの主人公なんだから、そんな人が実在するわけないでしょ!と思うでしょうが、杉元のモデルになった実在の人物が存在するのです!

杉元のモデルになった人物は2人いて、彼らを参考にして生まれたと言われています。

まず1人目、作者の野田サトル先生の曾祖父(ひいおじいちゃんですね)が何を隠そう「杉元佐一」という名前なのです。

なんと、この杉元さんも陸軍の北鎮舞台に所属し、日露戦争に出征していたとか。

そして困難と思われた任務を成功させて勲章を得たのだそう。

詳しくは野田サトル先生のブログで語られていますが、「曾祖父が北鎮部隊だったことに誇りを感じている」「主人公の杉元佐一は名前を借りただけにすぎず、自分の曾祖父とは全くの別人と考えて描いている」と言っています。

そして2人目、太平洋戦争で「不死身の分隊長」と呼ばれた「舩坂弘(ふなさか ひろし)」さんも杉元を形作ったモデルなのではと言われています。

船坂さんの活躍は本やネットでも話題になっており、どんな瀕死の重傷を負ってもすぐに回復し、戦線に復帰していたそう。

敵に追い詰められ、もはやこれまでと自決をしようと手にした手りゅう弾が不発であったりと、もはや呪いと言えるほど不死身だったのだとか。

このように杉元佐一は曾祖父の名前を借り、舩坂さんの強靭さをモデルにして野田サトル先生の手によって現代に復活したわけで、正に「不死身の杉元」になったと言えるでしょう。

他にも、本作には実在の人物をモデルにした登場人物が様々登場するので、是非見つけてみてください!

 

・アシリパとの出会い そして最後はどうなる?

           

画像出典:ゴールデンカムイ』|集英社『ゴールデンカムイ』公式サイト

杉元は本作のヒロインであり、アイヌの少女であるアシリパと出会うことで運命が大きく動いていきます。

ある出来事をきっかけに、アシリパは金塊の暗号解読に不可欠な存在であることが判明します。

アシリパは金塊を狙う様々な人間たちの標的となってしまうのでした。

杉元も当初は金塊が目的でしたが、次第にアシリパを守るため、命を懸けていきます。

果たして金塊は誰が手にするのか?

杉元はアシリパを守り切ることができるのか?

そんな「ゴールデンカムイ」はもうすぐ完結版の単行本も発刊されます!

是非ともアニメ、マンガを読んで最終巻に備えましょう!