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今話題沸騰の『ダンダダン』は面白い? オカルト×バトル×ラブコメ!? 奇妙な組み合わせがクセになる、あらすじと魅力を紹介!

画像出典:『ダンダダン』|集英社『ジャンプ+』公式サイト

皆さん、現在話題沸騰中の「ダンダダン」という漫画をご存知でしょうか?

2021年4月6日『ジャンプ+』より突如連載された本作ですが、毎週100万閲覧を突破するなど、大きな話題となった作品です。

あの『SPY×FAMILIY』や『怪獣8号』などに次ぐ『ジャンプ+』の看板作品となっているんですよ!

他の2作品よりも単行本巻数も少なく、認知度も低いですが、今後ブレイクすること間違いなし、必見の漫画なのです!

今回はそんな「ダンダダン」のあらすじ、登場人物の紹介などから作品の魅力に迫っていきたいと思います!

そして、作者はあの有名漫画のアシスタントをしていた事でも知られていますので、そちらも解説していきます。

ダンダダン 作品のあらすじと魅力を紹介!

画像出典:『ダンダダン』|集英社『ジャンプ+』公式サイト

本作の主人公、ギャルのような見た目の綾瀬桃(あやせ もも)は、幽霊の存在を信じるが宇宙人の存在は信じない女子高生です。

対するもう一人の主人公は低身長で眼鏡をかけた内気な男子高校生・高倉健(たかくら けん)。彼は幽霊の存在を全く信じていないが宇宙人の存在を信じるオカルトオタクです。

ある時、高倉がいじめられていたところを綾瀬が助けるのですが、高倉は自分が読んでいたオカルト雑誌に興味があって自分を助けたと思い込み、綾瀬にUFO談義を持ち出します。

そして、宇宙人を信じる高倉と幽霊を信じる綾瀬との口論がヒートアップしていき、取っ組み合いのけんかに発展します。

全く正反対の2人が提案した勝負はお互いが信じない「UFOスポット」「心霊スポット」に出向き、その存在を確かめるというもの。

そこで2人が目にしたのは、本物の宇宙人と妖怪だったのです。

妖怪に追いかけられ、呪われる高倉、宇宙人にさらわれる綾瀬。

そこから妖怪、幽霊、宇宙人などが入り乱れたオカルティック怪奇バトルが展開されていきます!

呪われた高倉はどうやって綾瀬を助けるのか?

そして、2人の恋の行方は?

本作はオカルト×バトル×ラブコメを掛け合わせたハイテンションな新感覚の漫画になっています!

ダンダダンの魅力について

なんといっても緻密に細部まで表現された圧倒的な画力です。そして、登場人物や敵キャラの造形も一風変わっており、尖った個性も魅力ですね。

そして熱いバトルです。綾瀬や高倉たちがまさかまさかの戦い方をしていくので、次の展開が全く予想できないんですよね。

また、よく私たちが耳にするオカルト要素が含まれているだけでなく、ダンダダンらしい独自の解釈もされているので新鮮に楽しめます。

最後にラブコメ要素です。正反対の2人が事件に巻き込まれ、協力していくうちに距離が縮まっていくのですが、両者に恋敵が出現して騒動を巻き起こしていきます。内気だった高倉が不器用なりに綾瀬の事を思う姿にドキッとしてしまいます。(笑)

オカルト、バトル、ラブコメ・・・・。

どの要素もハイクオリティなんです!

こんなにも胸焼けしそうな要素を一つの作品にハイテンションにまとめ上げる作者は圧巻の一言に尽きます。

間違いなく1話読めば絶対に作品の魅力が伝わると思いますので、是非とも読んでみてください!

魅力的&個性的な登場人物!

・綾瀬桃(あやせ もも)

本作の主人公で霊媒師の祖母を持ち、幽霊を信じる女子高生。
俳優・高倉健(たかくら けん)のファンであり、外見や性格が似ている男性を恋人にするのが目標。クラスメイトの高倉健が同姓同名の上、たまに口調が似ていることもあり、異性として意識してしまうため「オカルン」というあだ名で高倉を呼んでいる。
宇宙人にさらわれたことをきっかけに、ある能力が覚醒し怪異に立ち向かっていく。

・高倉健(たかくら けん)

本作のもう一人の主人公でありオカルトオタクの男子高校生。
小さい時から友達がおらず、宇宙人と友達になろうとオカルトを好むようになるが、より孤立してしまう。基本的に内気で人と接することが苦手だが一度決めたことはやり抜く性格もあり、時に頼りになる場面も。
綾瀬との勝負の際に妖怪に出会って呪われてしまい、思いもよらない能力を持つことに。

・綾瀬星子(あやせ せいこ)

綾瀬桃の祖母。
自称エセ霊媒師として能力を隠しているが、実は本物の霊媒師であり、様々な霊能力を駆使する。一見しておばあちゃんには見えないほど若い見た目であり、様々な怪異に襲われる2人を手助けする頼もしい人物。

・白鳥愛羅(しらとり あいら)

自分は美少女であり、選ばれた存在と本気で思っている美少女。ある事がきっかけで綾瀬と高倉と出会い、霊能力を得てしまった事で更にその思い込みが強くなってしまう。
不思議な能力を持つ桃を悪魔だと思い込んでおり、敵対している。更に、高倉にも好意を抱いており、積極的に接近する白鳥の姿に桃は嫌悪感を抱く。

・円城寺仁(えんじょうじ じん)

桃の幼馴染。
両親の入院により、親交のあった綾瀬家にしばらく泊まることになる。明るくチャラチャラした性格だが、実は怪異によって生活を脅かされている。大っぴらに桃に好意を抱いている。

作者はあの有名漫画のアシスタントだった!? 作者「龍幸伸(たつ ゆきのぶ)」先生について解説!

このパワフルな作品を描いた作者は「龍幸伸(たつ ゆきのぶ)」先生です。

2010年『月間少年マガジン』にてデビューを果たしますが、翌年に打ち切りとなってしまいます。

その後、なかなか作品を出せない日々を送っていましたがあの「チェンソーマン」でおなじみ「藤本タツキ」先生のアシスタントとして活躍していたんだとか。

どうしても真面目に考えすぎてしまう龍先生は、自由に漫画を描いていく藤本先生に刺激を受けたそうです。

その後、「チェンソーマン」の連載を終え、自身の「ダンダダン」の企画を練ることになり、ついに2021年「少年ジャンプ+」にて連載を開始します。

その後はSNS等で話題となり、初回から3話連続で1週間以内に100万PVを突破するという記録を打ち立て、「ダンダダン」は人気漫画となったのです。

確かに何でもありの「チェンソーマン」のような勢いを「ダンダダン」でも感じますよね。

藤本先生との出会いがなければ本作は完成されなかったのかもしれません。

Twitterの声

そんなダンダダンですが、Twitterの声を集めてみました!


やはり圧倒的に読みやすく、どんどん読み進めてしまうという声が多いです。

そして、webでの連載誌である『ジャンプ+』も人気が高くなってきており、本誌を抜く勢いという声も多く、漫画も時代が変わっているようですね。

アニメ化はあるのか?

現在のところアニメ化の情報はありません。

しかし、まだ出版している単行本の数が少ないため、今後巻数が増える事でアニメ化される可能性が高いです。

それまで声優の予想や、今後の展開について話題がつきませんね。

主要人物がようやくそろい始め、物語が動き始めた「ダンダダン」。

ブレイク間違いなしの本作を是非読んでみてください!