画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
「バクマン。」は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載された、漫画家を目指す2人の少年が主人公である、世にも珍しい「漫画家の漫画」です。
作品を手掛けたのは「デスノート」で知られる原作・大場つぐみ(おおば つぐみ)さん、作画・小畑健(おばた たけし)さんの強力タッグとあって、もはや面白くないわけがありません。
ストーリーは、高い画力を持つ中学3年生・真城最高(ましろ もりたか：以下、サイコー)と、成績優秀で作家志望の同級生・高木秋人(たかぎ あきと：以下、シュージン)が出会い、漫画家デビューを目指すといった内容。
多くのライバルたちや仲間たちと出会い、成長していく姿に熱くなること間違いなし！
そんな大人気を博した本作ですが、アニメ化はもちろんの事、実写映画化や舞台化もされているんです。
今回は、「バクマン。」の各キャラクターの紹介と、アニメ版声優、実写版キャスト、舞台版キャストが一目でわかるようにまとめていきます！
そして最後にはそれぞれのTwitterでの評判を紹介！
もう読んだ人もまだ読んだことがない人も、アニメは観たけど漫画や実写は観たことがないんだよね、といった人たちにも役立つ情報かと思いますので、最後までよろしくお願いします！
バクマン。 作品のあらすじと魅力を紹介！
画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
舞台は2008年の埼玉県。
かつて『週刊少年ジャンプ』に連載を持っており、アニメ化もされたほどの人気漫画家・川口たろうは、連載打ち切りとなった後に過労によってこの世を去ってしまいます。
その甥っ子である中学3年生のサイコーは、高い画力を持ちながらも将来に希望が持てず、なあなあと日々を過ごしていきます。
そんなところにやって来たのはクラスメイトのシュージン。
彼は偶然サイコーの絵が描かれたノートを拾い、「おれと組んで漫画家になってほしい」とサイコーに懇願します。
しかし、そんな大きな夢は賭けみたいなものだ、と叔父の川口太郎を思い出しながらサイコーは提案を撥ねつけてしまいます。
それでもあきらめきれないシュージンはある作戦に打って出るのです。
その作戦とは、サイコーが密かに思いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆 美保(あずき みほ)の家の前で「おれたちが漫画を描いてアニメ化したらその声優をやってほしい」と宣言させる事でした。
その宣言に、思いのほか目の色を輝かせて喜ぶ亜豆に、サイコーは勢いに任せて「もしその夢が叶ったら結婚してほしい」と伝えてしまいます。
焦る2人ですが、答えはまさかのOK。
そして漫画家としての2人のペンネームは「亜豆、真城、高木の夢を叶える」と言う意味を込めて「亜城木夢叶(あしろぎ むと)」と命名します。
ここから2人の熱い漫画家への道が始まっていくのでした。
数々のライバルたちに打ち勝って漫画家として連載を持つことができるのか？
そしてサイコーと亜豆の結末は？
そんな青春をかけた『漫画家の漫画』がこの「バクマン。」なのです！
本作の魅力
まずはリアリティを追求した漫画業界にあります。
作画と原作を分けるという主人公2人の境遇は、大場先生と小畑先生の関係と非常に似ています。
そのため、バディものとしてもアツいだけでなく、作品に対する意見の相違など、非常に冷静な現実も包み隠さず描いているのです。
また、漫画家になるための道具や部屋、心構えだけでなく、出版社への作品の持ち込み方法や作品が連載されるまでのステップなども詳細にわかるので、普段謎が多い漫画家と言う仕事を現実味を帯びて知ることができます。
そのためか、本作の連載以降、「バクマン。」の影響を受けた若い漫画家志望の持ち込みが急増したのだとか。
それもそのはず、本作には漫画家になるための厳しさや最低限必要な知識、そして現実志向のストーリーが描かれており、自分も漫画家になりたい！と言う人たちにとっては漫画家と言う仕事が現実的に考えられるようになる作品になっているんです。
そして、他の漫画家たちとの交流やライバルとして切磋琢磨する様子も見ていてアツくなる要素ですよね。
特に主人公たちと同年代の天才漫画家・新妻エイジ(にいづま えいじ)はいわゆる「変人」。
自分の作るキャラが頭の中で勝手に物語を進めていき、感性のまま漫画を描くスタイルは、理詰めのストーリーで勝負する亜城木夢叶とは対極の存在となっていて興味深いです。
他にも様々な個性的な登場人物が物語を盛り上げてくれますので、是非注目して読んでみてはいかがでしょうか？
バクマン。 キャラクター紹介 声優、実写、舞台を演じたのは？
画像出典：『バクマン。』｜『映画「バクマン。」製作委員会』東宝公式サイト
漫画「バクマン。」は総勢50人を超えるキャラクターが出演し、主人公たちと関わっていきます。
今回は、その主要キャラクターを紹介し、アニメ版声優、実写版キャスト、舞台版キャストを併せて紹介していきます！
真城最高(ましろ もりたか)/ CV:阿部敦/ 実写：佐藤健/ 舞台：鈴木拡樹
画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
あだ名は「サイコー」。幼いころから漫画を描くのが好きで、過労で亡くなった漫画家・川口たろうの甥っ子。人生に希望を持てず、夢をあきらめかけていたが高木の誘いもあり、漫画家を本気で目指すようになる。
アニメ版声優：「弱虫ペダル」の泉田塔一郎役でおなじみ、阿部敦さんです。
映画版キャスト：言わずと知れた「るろうに剣心」の緋村剣心役、佐藤健さんです。
舞台版キャスト：舞台を中心に幅広く活躍する鈴木拡樹さんです。
画像出典：『「バクマン。」THE STAGE』｜『「バクマン。」THE STAGE製作委員会』公式サイト
高木秋人(たかぎ あきと)/ CV：日野聡/ 実写：神木龍之介/ 舞台：荒牧慶彦
画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
本作の方一人の主人公。学年主席の秀才で、文才にもたけており、漫画のストーリー・ネームを担当する。
アニメ版声優：「ハイキュー！！」の澤村大地役で人気の、日野聡さんです。
映画版キャスト：アニメ映画「サマーウォーズ」の小磯健二役や、「るろうに剣心」で最も人気の高い瀬田宗次郎役を演じた、神木隆之介さんです。
舞台版キャスト：ミュージカル「テニスの王子様」いわゆる「テニミュ」で本格的にデビューし、人気舞台「刀剣乱舞」にも出演している荒牧慶彦さんです。
画像出典：『「バクマン。」THE STAGE』｜『「バクマン。」THE STAGE製作委員会』公式サイト
亜豆美保(あずき みほ)/ CV：早見沙織/ 実写：小松菜奈/ 舞台：なし
画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
本作のヒロイン。サイコーの婚約相手。控えめな性格だが、声優を目指してレッスンに通い、主人公2人と同様に夢を追いかける。
アニメ版声優：説明不要の超人気声優であり、「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役が記憶に新しい早見沙織さんです。
映画版キャスト：夫は菅田将暉さんで、映画だけでなくＣＭでもよく目にする小松菜奈さんです。
舞台版キャスト：何と舞台版には亜豆は登場しません！ 舞台版は男性キャストのみで構成され、当初はヒロイン不在でファンからも戸惑いの声が上がったようですが、とても好評だったようです。
新妻エイジ(にいづま えいじ)/ CV：岡本信彦/ 実写：染谷将太/ 舞台：橋本祥平
画像出典：『バクマン。』｜『NHKアニメワールド』公式サイト
本作での主人公たちのライバル。6歳からペンを握っており、天才的な画力とストーリーセンスを持つ天才タイプの変人。
アニメ版声優：「青の祓魔師」奥村燐役や、「はたらく細胞」の樹状細胞役など何でもこなす器用な声優の印象が強い岡本信彦さんです。
映画版キャスト：「ヒミズ」で話題を呼んだ個性派俳優、染谷将太さんです。
舞台版キャスト：演劇「ハイキュー！！」シリーズや、舞台「幽☆遊☆白書」にも出演している橋本祥平さんです。
画像出典：『「バクマン。」THE STAGE』｜『「バクマン。」THE STAGE製作委員会』公式サイト
Twitterでのアニメ、映画、舞台の反響は？
いかがだったでしょうか？
最後に、アニメ、映画、舞台それぞれのTwitterでの反響を見てみましょう！
アニメ版 Twitterでの反響
バクマンのアニメって声がまんまなの凄かったよな〜
— 赤Chilii(アカチリ) (@akachilii322) July 31, 2022
久しぶりにバクマン。アニメ観たけど、マジで面白い。
とにかく新妻エイジがカッコいい作品。
— NAGADAI (@nagadai_leisure) July 30, 2022
映画版 Twitterでの反響
映画 #バクマン。大根仁の演出テンポよくてやっぱ好き。ペンや鉛筆を武器に闘う演出、スラダンオマージュやエンディングも楽しい。神木隆之介と佐藤健の配役、逆じゃない？って当初おもったけど観終わった後はこれが正解！そしてリアルJK小松菜奈。可愛いすぎる。
— きつあ (@kitsua_711) April 2, 2022
映画バクマン。めっちゃ面白かった〜
“マンガを描くこと”の表現の仕方すごく好き。個人的にはペンの音やページめくる音聴いてるだけですごく絵が描きたくなってよかった。
あと小松菜奈が破茶滅茶にかわいい— rom (@nebukurom) August 1, 2022
舞台版 Twitterでの反響
やっっっっと舞台バクマン。を見た。
漫画を読んだのはかなり前だから内容はボンヤリしかかってたけど凄く面白かった！
新妻エージの爆発力がとんでもないなと思ってたけど編集会議が最上級だったんであそこだけでも回変わり欲しい……台本無しの時間最高— 綾 (@ayawel4) July 30, 2022
舞台バクマンの表現手法も面白かったし、鈴木拡樹くんと荒牧慶彦くんの主人公組好きだったな
— ようこ＠ねえさん (@youko666) July 8, 2022
以上のように、観る媒体によって異なる角度で「バクマン。」の世界を楽しめるようになっているようですね。
それにしても小松菜奈さんの人気がすごい・・・。
舞台版はBlu-ray＆DVD化もされていますので、自宅での視聴も可能です！
皆さんも一度は言ったら抜け出せない「バクマン。」の世界へ足を踏み入れてはいかがでしょうか？
