画像出典:『ブルーロック』|講談社『週刊少年マガジン』公式サイト
日本のサッカー界を強烈に批判し、「史上最もイカれたサッカー漫画」として知られる「ブルーロック」。
本作は「神様の言うとおり」で知られる金城宗幸(かねしろ むねゆき)先生が原作を務め、ノ村勇介(のむら ゆうすけ)先生が作画を担当した異色のサッカー漫画です。
2018年から『週刊少年マガジン』で連載され、2022年には累計発行部数が1000万部を超えるほどの大ヒット漫画となりました。
そして、主人公以外にも多くの魅力的なキャラクターがいる事でも知られており、その人気は主人公を凌ぐ勢いを見せています。
今回はそんな「ブルーロック」の魅力や主人公の能力の覚醒について、そして人気の登場人物たちとの関係性を解説していきます!
最後にはアニメ化の情報もありますので、是非最後まで読んでいってくださいね!
ブルーロック あらすじ&作品の魅力を紹介
画像出典:『ブルーロック』|講談社『週刊少年マガジン』公式サイト
日本フットボール連合は日本を「W杯優勝」に導くストライカーを輩出するため、全国から名だたる選手300人が集められます。
その場所は青い監獄、『ブルーロック』と呼ばれる施設です。
そこに集められた一難高校の二年生・潔世一(いさぎ よいち)は、県大会の決勝、ここぞの場面で味方にパスをするも、そのシュートが外れてしまい、全国大会出場が叶いませんでした。
「あの時自分でシュートをしていたら」という強い後悔にさいなまれていた潔でしたが、なんと日本フットボール連合から強化合宿の通達が届くのです。
そしてブルーロックに集められた300人は、青い監獄プロジェクトの責任者である絵心甚八(えご じんぱち)から衝撃的なプロジェクトの全貌を聴く事になります。
それは、「この中にいる300人からただ1人、世界一のストライカーを作る実験をする。そのためにはチームプレーは捨て、自分が最強のエゴイスト(利己主義者)である必要がある。その覚悟があるヤツだけこの先に進め」という事。
それを聞いた潔たちは沸き立ち、ブルーロックの門に駆け込むのでした。
そこから300人から1人の最強のストライカーを選出するための壮絶なバトルロワイアルが始まります。
並みいる名選手の中から誰が最強のストライカーになるのか?
平凡だった潔はなぜ選出されたのか? 徐々に明らかになる秘められた能力とは?
そして将来の日本代表は世界一を勝ち取ることができるのか?
そんな常識破りのサッカー漫画が「ブルーロック」なのです!
本作の魅力
まずはバトルロワイヤル方式の一風変わった選考方法です。
その選考から失格した選手は日本代表に入る権利を永久に失うことになるため、チームプレーを重視してきた選手たちにとって非常に困難な内容と言えるでしょう。
例えば物語冒頭の『オニごっこ』では、ボールをぶつけられたものがオニとなり、制限時間が終了した際にオニが脱落する、というもの。
その後も絵心甚八による常識破りな選考方法が次々と繰り広げられていきます。
たった一人のストライカーになるため、仲間だと信じていたものの裏切りや疑念が渦巻き、常にピリピリとした緊張感が漂うストーリーになっているのが本作の魅力です。
そして、最大の魅力はなんといっても主人公・潔の秘められた能力が覚醒する瞬間にあるでしょう。
次にその潔について解説していきます!
サッカー漫画史上最も弱い? 覚醒する秘められた能力とは? 主人公・潔世一について解説!
画像出典:『ブルーロック』|講談社『週刊少年マガジン』公式サイト
潔のプロフィールは身長175cmとごく平凡。そしてランキングは300人中299位。
そんな潔が、極限状態の中でどのように自身の能力が覚醒していくのか、ワクワクして読み進める事ができます。
そしてその覚醒の瞬間、RPGゲームでレベルアップした時のように新しい能力に目覚める潔は本当に鳥肌が立つほどゾクゾクするほどカッコいいのです!
真っ先に見出す能力の一つとして「高い空間認識能力」が挙げられます。
その空間認識能力を活かし、選手の位置関係からゴールが生まれる匂いを察知し、フィールドを支配し始めます。
また、一見人当たりがいい性格なのですが、強者に勝利した時や敗者を見下ろした時に「気持ちい・・・」と高揚感を見せたり、自身の才能を見出し始めると徐々に凶暴な一面を見せていきます。
「世界一のストライカーはエゴイストでなければならない」という青い監獄プロジェクトの責任者・絵心の望む存在に近づいていくのです。
この他にも潔に秘められた能力は数多くありますので、是非楽しみに読み進めてほしいですね!
最大のライバル 凪、凛との関係性は?
そんな主人公・潔のライバルとして特に人気が高い2人を紹介します。
凪誠士郎(なぎ せいしろう)
画像出典:『ブルーロック』|講談社『週刊少年マガジン』公式サイト
いつも眠そうで面倒くさそうな、いかにもヤル気のなさそうな彼ですが、サッカーを始めたのはわずか半年前でありながら異次元の技術であるトラップを得意とする正に天才。
プロジェクト参加当時はサッカーすら面倒そうにしていたが、徐々に極限状態でプレーするうちに熱い闘志が露わになっていく。
糸師凛(いとし りん)
画像出典:『ブルーロック』|講談社『週刊少年マガジン』公式サイト
青い監獄プロジェクトのランキング一位である彼は、すべての能力が突出するストライカー。
高圧的で傲慢。サッカーを命を懸けた殺し合いと称する非常にストイックな性格である一方、相手の実力を認めて評価する一面もある。
世界で活躍する兄・糸師冴(いとし さえ)を超えるべく、「世界一のストライカー」を目指している。
当初、潔はそんな凛を強く意識するが、全く相手にしていなかった。
しかし、才能を開花させ始める潔を徐々に認めざるを得なくなっていく。
人気すぎてスピンオフ漫画に! 凪誠士郎ってどんな人物?
2022年6月に行われたキャラの人気投票では、
1位 糸師凛(26150票)
2位 潔世一(11567票)
3位 凪誠士郎(9506票)
という結果でした!
まさかの主人公よりも2倍の票を獲得し、1位となったのは糸師凛でした!すごい!
そして、主人公に次いで3位を獲得した凪誠士郎もとんでもない人気を博しており、なんと『別冊少年マガジン』にてスピンオフ漫画「ブルーロック-EPISODE 凪-」が2022年7月号より連載されています!
ヤル気の無かった凪誠士郎がいかにしてその才能を開花させたのかが語られる注目作となっていますので、こちらも注目ですね!
アニメ化について 声優などの情報を公開!
画像出典:『ブルーロック』|『ブルーロック政策委員会』公式サイト
ついに「ブルーロック」もアニメ化が決定しています!
声優は、潔世一を「終末のハーレム」の土井役である浦和希(うら かずき)さんが演じる事が決まっています。
そして、凪誠士郎は2019年版「フルーツバスケット」草摩役が記憶に新しい島﨑信長(しまざき のぶなが)さんが務めます。
また、強烈な個性を有する絵心甚八を、あの有名声優・神谷浩史(かみや ひろし)さんが演じる事も非常に楽しみです。
元々アニメでも十分に迫力がある本作でしたが、アニメ化によって更に迫力が増すことが期待されますね!
今から漫画の予習をして、アニメの放送に備えましょう!